各年代別共和国代表選手の選考、2020東京オリンピックを目指した選手育成を目的とした第5回在日朝鮮青年学生サッカー代表団が6/26~7/6、祖国を訪問し年代別共和国代表チームと強化試合を行いました。
今回はU-19、U-16の二つのカテゴリーに中3から大学生まで合計43人の学生が参加しました。
朝鮮サッカー協会の協力で祖国のナショナルスタジアムであるキムイルソン競技場、5.1競技場で練習と試合が行われ素晴らしい環境の中で学生たちはサッカーに集中する事ができました。
攻守に力強さがあり球際も激しく、プレッシャーも速い、1:1、ヘディングも強く少しでも判断が遅かったりコントロールミスするとボールは奪われる…U-19,U-16各カテゴリーで4試合を戦ったがさすがに相手は年代別代表チームでもあり技術、スピード、フィジカル等あらゆる面で圧倒されました。
最初はコンビネーションが合わなかったりもしたが試合や練習を重ねるごとに、一緒に生活をしてボールを蹴ることですぐに仲良くなりチームが一つになっていきました。
ケガ人も出たが自らビデオを撮ったり水を準備したりチームをサポートし練習からベストを尽くして試合に向けての準備して、試合ではチーム一丸となって最後まで戦いぬき最後は1勝をあげることができました。
素晴らしい環境の中、素晴らしい相手と試合することで学生たちは代表レベルを肌で感じかけがえのない経験をすることができました。
学生たちはこの様な機会を与えてくれた全ての方々に感謝したくさんのサポートがあってサッカーができることを実感して自分たちがこれから何のためにサッカーをしどのような道でサッカーをしていくか考えを深めていきました。
この経験を生かすのも自分次第。代表レベルを常に意識して日々の練習から全力で取り組み、継続して努力を積み重ねていってほしいです。
特に高校生は8月の中央大会、冬の選手権大会に向けて更なるレベルアップを期待しています。
子供たちに素晴らしい経験の場を与え協力してくださった朝鮮サッカー協会をはじめ各学校、先生方、学父母、応援してくださる全ての皆様に心から感謝申し上げます。
私たちも学生たちと一緒にたくさん学び、この経験を生かし国際舞台で活躍する素晴らしい選手を1人でも多く育てられるよう全力で日々、取り組んでいくことを決意し、力をもらった代表団活動でした。
-在日朝鮮青年学生サッカー代表団 監督 申載南-
成績
6/28 5.1競技場 U-16-チャンスボン2組 1-4 得点:チャンチョルチュ(神戸高2)
U-19-チャンスボン1組 0-4
6/30 5.1競技場 U-16-チャンスボン2組 0-3
U-19-チャンスボン1組 0-3
7/02 5.1競技場 U-16-平壌国際サッカー学校 1-5 得点:チャンチョルチュ(神戸高2)
U-19-チャンスボン2組 2-2 得点:ハンヨンテ(朝大),ハンヨンギ(東京高3)
7/04 キムイルソン競技場 U-16-平壌国際サッカー学校 2-0 得点:ソチャンフィ(神戸高1),ソンテス(東大阪朝中)
U-19-チャンスポン2組 2-0 得点:キムセリュン,ハンヨンギ(東京高3)